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論文

Coexistence of single-particle and collective excitation in $$^{61}$$Ni

Bhattacharya, S.*; Tripathi, V.*; Rubino, E.*; Ajayi, S.*; Baby, L. T.*; Benetti, C.*; Lubna, R. S.*; Tabor, S. L.*; D$"o$ring, J.*; 宇都野 穣; et al.

Physical Review C, 107(5), p.054311_1 - 054311_17, 2023/05

 被引用回数:1 パーセンタイル:64.66(Physics, Nuclear)

フロリダ州立大学の加速器にて、$$^{50}$$Ti($$^{14}$$C, 3$$n$$)反応を用いて$$^{61}$$Niの高スピン励起状態を生成し、そこからの脱励起ガンマ線を測定してエネルギー準位を得た。さらに、DCO比と偏極非対称の測定データから、それぞれのエネルギー準位のスピンパリティを決定した。その結果、4つのバンド構造を得た。そのうちの2つは隣り合うエネルギー準位間の角運動量の差が1である、$$Delta J=1$$バンドであることがわかった。大規模殻模型計算によってエネルギー準位と電磁遷移強度を計算したところ、2つのバンドは理論計算とよく一致し、1つは$$Delta J=1$$$$M1$$遷移行列要素が強い$$M1$$バンド、もう1つは$$Delta J=2$$$$E2$$遷移行列要素が比較的強い$$E2$$バンドであることがわかった。ニッケル原子核は球形核であるが、高スピンになると空間的対称性が破れた状態が出現するという知見が得られた。

論文

Lifetime measurements of excited states in $$^{55}$$Cr

Kleis, H.*; Seidlitz, M.*; Blazhev, A.*; Kaya, L.*; Reiter, P.*; Arnswald, K.*; Dewald, A.*; Droste, M.*; Fransen, C.*; M$"o$ller, O.*; et al.

Physical Review C, 104(3), p.034310_1 - 034310_9, 2021/09

AA2021-0426.pdf:0.73MB

 被引用回数:2 パーセンタイル:33.7(Physics, Nuclear)

ケルン大学のタンデム加速器にて、$$^{48}$$Ca($$^{11}$$B, $$p3n$$)$$^{55}$$Cr反応によって$$^{55}$$Crの励起状態を生成し、そこから脱励起する励起状態の寿命をドップラーシフト反跳距離法を用いて測定した。$$9/2^-_1$$状態から$$5/2^-_1$$状態へ脱励起する$$E2$$遷移の寿命が6.33(46)ps, $$5/2^-_1$$状態から$$3/2^-_1$$状態へ脱励起する$$M1$$励起の寿命が5.61(28)psであることが決定された。その値から$$B(E2)$$, $$B(M1)$$値を引き出し、これらが殻模型計算の値とよく一致することがわかった。小さな$$B(M1)$$値は、$$5/2^-_1$$状態と$$3/2^-_1$$状態が異なる回転バンドに属しているためであると解釈された。

論文

Configuration-dependent band structures in odd-odd $$^{180}$$Ir

Zhang, Y.*; 早川 岳人; 大島 真澄; 片倉 純一; 初川 雄一; 松田 誠; 草刈 英榮*; 菅原 昌彦*; 小松原 哲朗*; 古野 興平*

Physical Review C, 65(1), p.014302_1 - 014302_15, 2002/01

 被引用回数:20 パーセンタイル:70.04(Physics, Nuclear)

中性子数,陽子数ともに奇数の原子核$$^{180}$$Irの縞スピン核構造を調べた。タンデム加速器を使って$$^{154}$$Sm($$^{31}$$P, 5ng)反応により$$^{180}$$Irを生成し、励起関数,X-$$gamma$$,$$gamma$$-$$gamma$$-t同時計数測定を行った。新たに4個の回転バンド(状態群)が観測され、これらの励起エネルギーの特徴とB(M1)/B(E2)比から、内部配位を決定した。1つのバンドで見つかった指標逆転現象について系統性を議論した。

論文

Electromagnetic transition probabilities in the natural-parity rotational band of $$^{173}$$Yb

大島 真澄; 松崎 昌之*; 市川 進一; 飯村 秀紀; 草刈 英栄*; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 菅原 昌彦*

Physical Review C, 40(5), p.2084 - 2090, 1989/11

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.67(Physics, Nuclear)

タンデム加速器からの250-MeV $$^{58}$$Niビームを用いた多重クーロン励起により$$^{173}$$Ybの基底状態回転バンドを調べた。$$gamma$$-$$gamma$$同時計数からI=15/2からI=(27/2)までの7個の新しい準位を同定した。$$gamma$$線角分布から23/2までの$$gamma$$線分岐比、E2/M1混合比を決定した。また、ドップラー・シフト・リコイル・ディスタンス法により25/2までの準位の核寿命を求めた。準位エネルギー及びM1、E2転移確率には大きな指標依存性がないことがわかった。Rotating Shell Modelによる解析の結果、計算は実験を良く再現することがわかった。また$$gamma$$線の効果をspin-upとspin-down軌道で比較した結果、後者の$$^{163}$$Dyの場合には大きいのに対して、前者の$$^{173}$$Ybの場合には小さいことがわかった。このこともRotating Shell Modelで再現することがわかった。

論文

Signature dependence observed for M1 transitions between rotational levels besed on an f$$_{7}$$$$_{/}$$$$_{2}$$ single-particle state in $$^{1}$$$$^{6}$$$$^{3}$$Dy

峰原 英介; 大島 真澄; 菊池 士郎; 稲村 卓*; 橋爪 郎*; 熊洞 宏樹*

Physical Review C, 35(2), p.858 - 860, 1987/02

 被引用回数:9 パーセンタイル:44.86(Physics, Nuclear)

$$^{1}$$$$^{6}$$$$^{3}$$Dy基底状態回転バンドを多重クーロン励起により調べた。$$gamma$$-$$gamma$$同時計数、$$gamma$$線角度分布測定により17/2$$^{-}$$から27/2$$^{-}$$までの励起状態を新しく同定した。また13/2$$^{-}$$から23/2$$^{-}$$までの励起状態の寿命をドップラーシフト減衰法で測定し絶対転移確率を求めた。その結果、B(E2)は単純な粒子一芯結合模型で説明できるが、B(M1)に大きなずれ(指標依存性)が見出された。この現象は回転摂動効果によるものと考えられるが、f$$_{7}$$$$_{/}$$$$_{2}$$のような比較的小さい角運動量状態について見られたのは始めてである。また通常、回転摂動効果はB(M1)とエネルギーの両方に現れるが、この場合にはエネルギーの指標依存性は非常に小さいことがわかった。

論文

Rotational states and interacting bosons

大塚 孝治

Nuclear Physics A, A 368, p.244 - 284, 1981/00

回転的状態を相互作用するボゾン模型の観点から調べた。基底状態回転バンドが、ある殻模型多核子系に作られた。S及びD集団的核子対が、このバンド内の低いスピン状態に於いて支配的な役割を果している事が示された。このS-Dの優越性は高いスピン状態では壊される。殻模型計算で用いられた核子-核子相互作用から固有ハミルトニアンが構築される。そして、回転バンドの固有状態が得られる。変形平衡に於ける固有状態に対してもS-Dの優越性が成り立つ事が示される。ラムダボゾンを導入して、ボゾンの固有状態が作られる。このラムダボゾンは核子の固有系の性質をよく再現し、且つ、主としてs及びdボゾンからなるが、gボゾン等も含んでいる。s-dボゾン・ハミルトニアンが導かれ、それの対角比によって得られる基底状態回転バンドの励起エネルギーが、正確に核子系で求められたものと比較された。両者の一致は良く、ボゾン模型が低いスピンの回転的状態に対して有効である事が分った。

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